こんにちは神奈川の小笠原です!
先々月、先月と磯メバルの最中に突然やってくる「不意の大物」との遭遇についてお話しさせていただきました。
今回はついに「本命の大物」についてのお話しです!笑笑
この日もいつも通りに潮位と風向きを見てポイントをセレクト。
ただこの日は磯メバルの最大の敵…スーパームーンの日だったのです笑
ライト無しでも普通に磯を歩けるくらいに明るい…。
実績のあるシャローエリアをミノーで丁寧に流しますが、ヒラセイゴが一本出たのみ…。
やはり月が明るい夜はメバルは浮いてきません…。
作戦を練り直し、水深がしっかりとあるワンドエリアに移動。
規模の小さいワンドなのでルアーは小さなミノーをチョイス。
ワンドの両壁、真ん中の流れが抜けるところ、などなどみっちり打ってみましたが案の定ノーバイト…。
やはりミノーのレンジには浮いてこない…。
最後の最後の奥の手としてルアーをブリーデンさんのミニマルにチェンジ!
ボトムのウィードにミニマルを引っ掛けては外していくハングオフで、浮いてこないメバルにアプローチします。
満月と言っても夜の磯なのでラインなどは全く見えません…。
ロッド、リールから手元に伝わってくる情報のみを頼りにルアーを捜査します。
この釣りにおいてBeams inte7.9ULの繊細なティップと、ベイトリールのダイレクトな操作感が非常に心強い武器になります。
リトリーブスピードはギア比8.0:1のリールで7秒1回転の超デッドスロー。
一投に5分以上かけるペースで超丁寧に打っていきます。
その3投目。
ウィードにスタックしたミニマルをトゥイッチで外してフォールに移行した瞬間に、
モッ………ゾッ………
みたいな違和感。
そのままインテ79のティップに微妙に重みが伝わる…。
ゆっくりと聞き上げた次の瞬間!
ガガガガガガッッッッ!!!!!!
とてつもないパワーで下に突っ込む!!!!
反射的に腰を落としてロッドがのされないように突っ込みをいなす!
最初の突っ込みをかわした瞬間に一気にボトムから引き剥がす!
突っ込み以外の重量感はシーバスとかに比べると軽めなので相手はメバルだと確信!
中層でも2回程とてつもないパワーで突っ込むが、その都度全身を使っていなしきる!
足元まで寄せて最後に足元のエグレに突っ込みでインテ79がのされかけたが、ここはクラッチワークで対応して全ていなしきる!
最後は優しくずり上げて魚体を確認する!
デカい!
太い!
まじデブい笑笑
やった!
やったった!
超ムッキムキなデカメバル!
30cm!
カッコいい魚!
おそらくウィードから外した時にリアクション気味にスイッチが入って、フォールに移行した瞬間にパクッといった感じ!
よくよく思い出せばデカメバル特有のモタれるようなショートバイトだったが、しっかりとinteのティップは絡め取ってくれました!
今日の状況的にもチャンスはこの一瞬だけだったので、自分でも自覚出来ていないくらいとてつもない集中力でやっていたようで。
このメバルをリリースした瞬間に集中力が完全に切れてしまいました…笑
その後もちょっとやってみますが心ここにあらずって感じなのでここで終了!
満月の超シブい中でのテクニカルなアプローチ!
それでしっかりと食わせた事が何より嬉しいし、それがデカメバル!
小型プラグを精度よく扱えるinteだからこそ集中力を切らさずにやり切れたので取れた魚だったと思います。
磯メバルは本当に面白過ぎる!
まだまだシーズンは終わらないのでこれからもガンガン通いますよ!
Kanagawa JAPAN
Rockfish
Rod:Beams inte7.9UL
Angler:Kenta Ogasawara