こんにちは!福岡AUXの久池井です。
冬の香りが立ち始め、寒さが日に日に増して行く中、皆様いかがお過ごしでしょうか?
かくいう私は、メインとなるSUPフィッシングにフルドライスーツを導入し、夏よりも快適に釣りを楽しんでおります。
このたび新しいお仕事の関係で、周防灘に面する豊前市に引っ越しました。そのため最近は目前に広がる『豊前海』のポイント開拓に明け暮れております。
これまでホームとしていた玄界灘とはかなり様相が異なり、穏やかで釣りがしやすい反面、かなり遠浅なフィールド。
沿岸の水深は1時間以上パドルを漕いでも15mいきません…
そのため海底に点在するストラクチャーや、回遊するベイトフィッシュの群れをいかに見つけるかが重要になってくるのですが、新天地につき情報も少ない中、中々思うよう行かず苦しんでいます。
水深と海底の様子を確認していきながら、様々なルアーをキャストし、サークル状に広範囲をサーチしていく作業の繰り返し…
アングラーにとって辛く、ある意味では最高に楽しい時間になります。
そんなポイント開拓で、CRAWLAの『どんな釣りでも出来る』バーサタイル性と、『快感すら覚える飛距離』を叩きだすキャスタビリティ、そして『どんな魚を掛けても戦える』強さは、かなりのアドバンテージになります。
そうした調査釣行を数回繰り返し、ようやく水深13mのフラットな地形から、ピンポイントで水深9mまで隆起している瀬を発見!
このようなポイントは瀬に着く根魚はもちろん、ベイトを追い詰め捕食スイッチを入れる回遊魚も狙える、非常に美味しいポイントです。
ジグをキャストし着底の後、底を切るイメージでリトリーブ。中層まできたらジャークし数回巻いてフォール。
再度着底後、巻き始めたところで強烈な衝撃のバイトと同時に、ロッドごとルアーをもぎ取らんとんとするファーストダッシュ!
あまりの衝撃に、フッキングしたいにもかかわらず、ロッドを立てられないほど!
しかしながらCRAWLAのベリーが、根に突っ込もうとする魚の勢いを速やかに失速させ、その隙をついてバットまで入れての追いアワセ!
ファーストダッシュを凌いだ後はバットパワーに任せてゴリ巻き
姿をあらわしたのは良型のアコウ(キジハタ)
ファイトタイムは10秒余りでしたが、1合を斬り結ぶ剣戟めいた戦いの興奮は、終わってからも冷めやらず…
釣られてなお威風堂々の佇まい
まさにサムライを思わせるアコウ、最高です!
Fukuoka Japan
Redspotted grouper
ROD:Beams CRAWLA 6.6L+
Angler:Akira Kuchii