world tester RYOの海外遠征‼︎ スリランカ ネイティブ バラマンディ‼︎

你好‼︎日本の皆様こんにちは‼︎
World tester台湾のRYOです。
今回は、先日2月初旬のスリランカ遠征したのでレポートさせて頂きます。

スリランカといえばインドの下に浮かぶ小さな島国で聞き慣れない名前の国かと思いますが、皆様も紅茶が有名な国という事で耳にした事があるかもしれません。
実は天然のバラマンディを狙える国なのです。
釣り場はエスチュアリー。
簡単に言うと汽水域の海と繋がる湖となります。
日本でいうと浜名湖に近いイメージかもしれません。

数年前よりスリランカの情報は確認していたのですが、ゴールドに輝く魚体のバラマンディが生息しているらしく、メーターオーバーもキャッチされているらしい、と。
その他は小型のGTやナイフフィッシュやマングローブジャック等、ルアーターゲットは豊富。
とにかく情報が少なく曖昧だったので、この際自分の目で確かめて来ようと思いAQUAツアーを企画してゲスト3名様と3日間の実釣を行いました。
嬉しい事に、同船ゲスト様はフィッシュマン ユーザー様。

雨水や濁りを嫌う習性のバラマンディですが、スリランカ入国の時は乾季にも関わらず1週間前から季節外れの低気圧で大雨が降っており、湖は激しく濁っていました。
更に汽水湖にも関わらず、潮が悪いタイミングで潮が全く動かず、完全に「終わった…」という状況からのスタートでした。
しかも、当初予定していたスリランカ行きのフライトが時間延期が2連続で発生…。
最終的には欠航…それは困る‼︎手段は問わない‼︎
何とか空港スタッフに最短でスリランカへ入国のフライトを用意してもらい、台湾~香港~シンガポール~スリランカという変則的なフライトで無事に目的地へ到着。
これにより、初日は潰れた状態…。
残された日程は、半日と2日間のみ。

今回用意したのは、私の愛竿BC4シリーズから5.10LH、5.10MXH、5.10XH。
BeamsシリーズからBeamsCRAWLA6.6L+。
スリランカの汽水湖は、激しく濁ります。
原因の一つとしてハードストラクチャーが乏しく、基本的に底質は泥底でリリーパッドを始めとしたベジテーションカバーが中心。
なので、すぐに濁りが入り濁りが回復するには相当な時間が必要という、非常に濁りやすい性質の釣り場でした。

更に雨水の影響で水質のペーパー数値が激しく変化し、常に各流入河川や海からの濁りが入ってしまうので、日に日にコンディションは最悪…。
しかし、濁っていても捕食行動は行うはず…。
クリアな水質を探して、少しでもやる気のある魚を狙うしかないのです。
釣り方としては、ジャークベイトを中心にジャーキング、トゥイッチング、リッピングのアクションに、更にステイやライザーを入れて攻めていく事に。

まず、限られた半日は魚の状況を最速でチェックしていく事に。
BC4 5.10MXHをメインに試行錯誤を繰り返して、バイトを得るパターンを見つけるものの全てミスバイトに終わってしまう状況…。
バラマンディはバイト捕食ではなくバキュームバイト捕食なので、吸い込む力が弱いとフッキングしないのです。

ようやく掴んだ反応させられるパターンですが、まだアクションそのものが合っていない?と感じたのと、少しでも食い込みの良いロッドに変更する事に。
そこでBC4 5.10LHに変更すると、バイトは激減…。
「何が違う?」と自分の中で自問自答を繰り返して、再びBC4 5.10MXHへ持ち替えるとまたバイトが出始める…。
完全にリズムを崩し始める中、更にBC4 5.10LHへ持ち替える事に。
今度はアクションもスローにトゥイッチのリズムやライザー時間を長めにして攻めみると、ようやくフッキングに成功‼︎
しかし、小型のGTやバラマンディを掛けるものの、ファイト中にバレてしまうのです。

今回もう一つの攻略の鍵となったのは、ガイドの操船技術。
バラマンディは同じ場所に固執する習性があります。
簡単に言うと一発で食わせるのではなく、何度も同じ場所へルアーを通して長く見せて食わせるのが一般的です。
しかし、ガイドの操船はボートとポイントの距離が遠く、尚且つボートを流す速度がおそろしく速い。
キャストからラインメンディング後、ロングキャストした先のルアーを操作する頃にはルアーはボート後方へ。
潮の流れも手伝ってルアーをゆっくりアクションする事が出来ず、意思通りのルアー操作が困難でした。
後半は何とかガイドとコミュニケーションを取り、釣りやすい攻め方になりましたが…。
最終的には、確実に魚のコンディションが良くなく、あとは確実にフッキングさせられる個体に食ってもらうしかないという状況。
結果的には半日と2日間で、なんとかバラマンディをキャッチする事に成功しました。

今回は残念ながら、大型サイズやゴールデンバラマンディはキャッチ出来ませんでした。
しかし、未開拓で情報が少なく初めての釣り場で試行錯誤を繰り返して、1匹の魚に出逢うプロセスを楽しむ事が私の海外釣行の醍醐味でもあるので、結果的に楽しい旅となりました。

今回のスリランカ遠征は最悪なコンディションでの挑戦となり、本来のポテンシャルを体感する事は出来ませんでした。
再びスリランカの地へ戻ってくる事を誓って台湾へ帰国となりました。

日頃からBC4シリーズにて、5.10LHと5.10MXHの使い分けやご購入のお悩み相談を頂きます。
今回のように一般的な使用ルアーやルアーウエイト基準に使い分けるのでは無く、アクション方法や食わせ方を優先したロッド選びもあるという事を是非ともご参考にして頂ければと思います。
今回の模様は動画撮影をしてきましたので、いずれ皆様にもご紹介させて頂きますので、暫くお待ち下さいませ。

台湾からRYOがお届けさせて頂きました。
世界中でFishman‼︎
それでは失礼致します。
バラマンディ
バラマンディ

バラマンディ
SriLanka
barramundi
Rod:BC4 5.10LH
angler:RYO
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