お久しぶりです、豪州テスターのRYUです。
ここ数ヶ月は海外輸出用ロッドのテストでFishmanのロッドを久しく触れてませんが、少し前にビッグベイトで炸裂したマングローブジャックの事について書かせて頂きます。
ゴールドコースト夏終盤、2月終わりの釣果です。
この時期になってくると気温も少し下がり、大型のジャックは産卵を始め、産卵を終えた大型の個体は沖に出て行くと言われています
。
自分は基本ジャックは内海に残り、水温が下がると冬眠状態に入り、口を使わなくなると思っております。
日中はストラクチャーにタイトに付きあまり動かないジャックは、低気圧が接近してる前の蒸暑くなるタイミングにかなり活性が上がり、積極的に餌を探す習性があります。
この時もそのタイミングでジャック狙いにポンツーン(船着場)エリアをエレキで流しながら、5インチのスイムベイトをスキッピングで探って行きました。
いつも通りタイトにポンツーン周りをピン打ちしていくのですが何の反応も無く、数時間が経ちました。
ビッグベイトにシフトしてポンツーン際をスロー、ミディアムリトリーブで攻めていきます。
すると、普段はポンツーンの下から出てくるジャックなのですが、その個体はその反対の深場エリアのロックフォールから出てきたように見えました。
やはり何か違うと思ったこの日。
ポンツーンにギリギリに撃つのを止め、ポンツーン横のロックフォールを舐めるようにキャストを始めました。
それから30分程でジャックからの猛烈なチェイス。
しかし何かを見切られ、バイトまで行きませんでした。
そこからアクションにキレを入れ、早巻きとポーズ、ジャークなど入れ、いつものスロー引きと違う引き方で誘うと、そのパターンがハマり深場からビッグベイトを見つけた良型のジャックがポーズした瞬間にバイトしました。
全てを見てた自分はしっかり焦らずフッキング。
強烈な引きで岩場に突っ込むジャック。
しかしBC4 6.10にHRFのドラッグフルロックしてたのでほとんど走らせること無くランディング。
そしてその数時間後も同じパターンでもう一本50アップを追加して2本上げ、その日の釣行を終えました。
牡蠣殻が多く付いたロックフォールでの釣りは一瞬でも潜られると切られるこの釣り。
BC4610XHでなければ成り立たなかった釣りでした。
どこにでも持って行けるBC4シリーズの中でもビッグベイトをたやすく扱える610XH。
皆さんも是非相棒にしてやって下さい👍
世界中でFISHMAN!!!
Australia
Mangrove jack
Rod:BC4 6.10XH
Angler:RYU