こんにちは、長崎の島内です。
コロナが流行りすぎていて、僕も色々自粛がちな生活を送ってます。
それでもウェーディングでの海の中だけはどこよりも安全ということで、釣りだけは結構行けてます。
しかし、釣りするポイントまでは危険。
しっかり自分に出来るコロナ対策をやりながら行ってます。
コンビニの寄り道を控えたり、釣り中もマスクをしてたり、アルコール除菌もしょっちゅうやったりと、自分に出来る対策は色々やりながら釣りに行ってます。
まだまだコロナが落ち着く気配ないので、皆さんも色んな対策や注意をやって楽しく釣りをやって下さい。
さて。
ようやく寒い冬も終わり春がやってきました。
待ちに待ったコノシロやサヨリが接岸してくれて、ホームにしている島原の海もにぎやかになってきています。
入りたてのコノシロは15cmくらいと少し小型。
サヨリは30cmくらいと、どちらもシーバスが好むサイズ感。
年々コノシロとサヨリの接岸が温暖化の影響か物凄く遅れて入ってくるようになっており、数年前だと11月頃には接岸してたベイトフィッシュなのに3月に入りようやくと言った感じです。
そして、この時期はアフターシーバスが完全にベイトに依存し、着いて回ると言うやっかいな時期です。
何が厄介かと言うと、少しでもエントリーするポイントを間違えると1バイトも無し…。
逆にベイトが入ってるポイントにエントリーできるとイージーに食ってくれると言う、少しやっかいな立ち回りをしないと釣れにくいのです。
なのでボコボコに釣れたポイントだからと次の日エントリーしても、ベイトフィッシュが移動して釣れない事だって多々あります。
今年は特にこのベイトの動くエリアが広く、絞るのに苦労してます。
数年前だとベイトが1度入ったらエリアを移動する事なく留まっていたのが、近年ではすぐエリアを変えると言う動きをしてます。
理由は色々有るのでしょうが、恐らくベイトフィッシュのエサになるプランクトンや小型の甲殻類がが少なくなってるのが原因の1つかなと思います。
厄介極まりない状況でもベイトの動きをしっかり読んで、アングラー側もそれに対応できれば、いいサイズのアフターシーバスが回復しようとガンガン食ってきてくれます。
そんな簡単でもあり難しくもあるアフターシーバスを日々アングラー達は追っかけてます。
僕の場合はシーバスを追っかけると言うより、とにかくベイトフィッシュを追っかけてます。
ベイトフィッシュが入りそうな目星を付けていたポイントに着きしばらくルアーをキャストしてると、何やらコツコツと手元に伝わる小魚感。
この時心の中で「よーやく入ったか!」とルンルンしながらキャストを繰り返してると、ルアーに引っかかってきたのはコノシロちゃん。
サイズは15cmあるかないかくらい。
「よしっ!」とさらにしばらくキャストしてると、ドンッと強烈なバイト。
流れに乗って走る走る。
ここで少し難しいのが、魚が食った所が2m近い岩だらけという事です。
なので、無理にでも強引に岩がないところまで誘導しないといけない。
そこで活躍してくれるのがBRIST MARINO10.6MH。
このロッド、ティップからベリーにかけてしなやかなので強引なファイトをやった時「大丈夫か?」と思うのですが、このしなやかさがあるから掛かった後の身切れや、針伸び、針穴広がりによるバレがありません。
強引なやり取りをやらないといけないポイントでとても助かってます。
バットに関しては、どんなモンスターでも寄せれるくらいの強さがあります。
だいぶ強引なやり取りをやってもバレにくいですし、気持ちに余裕を持って魚を寄せれます。
ランカーでもなんの不安も無く寄せれるロッド。
これがMARINO106MHです。
そしてこの日、釣れたランカーシーバスの口の中を見ると何やら喉の所にベイトフィッシュが詰まってる。
コノシロかと引き抜いてみると、かなりビックリ。
頭が溶けた状態のボラ!
それも頭が無いにも関わらず、45cm近くある超特大ベイトを食ってる!
自分自身もここまでデカい魚を食ってるシーバスを初めてみたので、本当にビックリしました。
そして何より、このボラの溶け具合的に食って何日も立ってるんだろうと思わせるくらいの溶け方。
なのに全部は食えなかったのだろう、喉に詰まって飲み込めてない部分は銀ピカ。
ベイトを引き抜く前のシーバスはお腹パンパンでウエイトも6キロ近かったのですが、引き抜いた途端がりがりに。
何か申し訳ない事しちゃったかなと思いながらも、時間を掛けゆっくり蘇生してあげたら元気に泳いで行きました。
その後も70upが数匹釣れてくれて、とても楽しい釣りになりました。
待ちに待ったコノシロの接岸でようやくハイシーズンに入った自分が通ってるポイント。
これからが楽しみです。
そして、ベイトフィッシュが居るか居ないかを判断するのに大事になってくるのがロッドやラインの感度です。
この察知するのに大事な感度が悪いと、ベイトフィッシュが入ってるのにも気づけずポイントを変えて失敗すると言った事もあります。
なので、シーバスのバイトにしっかり合わせを入れられる感度も大事ですが、物凄く小さな違和感が分かるくらいの感度がある事が大事。
そこで、現在プロト段階のFishman PEラインがいい仕事をしてくれてます。
もちろんロッドも感度は普通にいいのですが、そこにこのプロトラインとの組み合わせで感度が断然上がってると思います。
完成&販売はまだですが、楽しみにお待ちください。
今回僕が使っているロッドのBRIST MARINO10.6MHですが、メーカー在庫完売になっております。
次回生産をお待ち頂くか、店舗在庫がある実店舗やネットショップにならまだあるかもしれないのでそちらからご購入下さい。
Nagasaki Japan
Seabass
Rod:BRIST MARINO10.6MH
Angler:Shimauchi Kiyotaka