こんにちは。北海道AUXの霜上です。
夜の冷え込みも落ち着き、平均して10度を上回る日々が多くなって来た試される大地です。
私の住んでいる道南函館は、海に目を向けると港の直ぐそばに歴史的西洋建造物の立ち並ぶ西部地区、大型客船やタンカーなども停泊できる貿易港としての機能など、様々な姿があります。
ロックフィッシュからフラットフィッシュ、青物など…魚種も豊富。
そんな函館の街をぶらぶらと釣り歩く観光もまたオススメです。
今回は現在進行中の6.4ftULの少し前の6.6ft ULというプロトロッドと開発中のPEライン0.4号で街ぶらフィッシングしてきました。
スタートはGLAYの凱旋ライブで有名な緑の島周辺から!
この時期はウィードが生い茂り、生まれたばかりの小さなロックフィッシュ達がウィード周りを元気に泳ぎまわっています。
さながら保育園や幼稚園のようです。
その子達を無闇に傷つけるは嫌なので、2インチのシャッドテールワームのスイミングで素早く探ります。
子どもたちは何にでも興味津々で、表層直下を泳がせていると群れでブワーっと追いかけてきてとても可愛い!
その群れの下から一回り大きい魚が勢いよく飛び出してきてワームをパクリ。
一気に潜り込もうとする泳ぎはやはり小さくてもクロソイ!
小さいながらにトルクフルで、ULロッドなので余計に楽しい!!
リリースしもう一度ルアーを通すと、四方八方から寄ってきます!
それがまた可愛い。
そこからランガンしながら、函館の超有名観光スポット金森倉庫へ。
釣行時は観光客が多かったので、もう少し遅い時間にトライする事として歩き続けます。
そのまま駅方面へ歩いて行くと、青函連絡船の摩周丸が展示係留されている公園に着きます。
以前からチョイ釣りで良く来ていて、ライトエギングで狙うツツイカ釣りでも有名なところです。
ここはさながらストリートフィッシングのようなロケーションで気分が上がります!
水面に視線を移すと、キラキラとイワシの群れ。ワームにも果敢にアタックしてきます!
プロトのULロッドもしっかりFishmanのDNAが入っていて、イワシがフワッとワームのテールを咥えて持っていくフッキングに至らないアタックも追従していくので楽しいです。
ここではイワシの群れがメインでロックフィッシュの影は見うけられず…。
時間も経ったので最後に金森倉庫に戻り、この日最後の釣り!
ここは密かにポイントが点在しているのでワンチャン大物狙いでワームサイズも上げ、とにかく撃って歩いてを繰り返し最後の一匹を探します。
石畳みの橋のたもとで狙っていると、一瞬にしてドラグを引き出す強烈なバイト!
リーダーの3lbに合わせたドラグが鳴り響きます。
浮かせては潜り…かなり楽しいファイトの末上がってきたのはハチガラ(オウゴンムラソイ)でした!
釣り上げてからは橋の上からファイトを見ていた観光客からも拍手をいただき、これにてストップフィッシング。
ランガンバッグに少しのワームとジグヘッド、使いたいタックルセットに安全装備のラフト。これだけで楽しめるお手軽な釣り。
いつもの街を違った目線で見てみるのも楽しいです。
プロトのULロッドも持ち歩くのには最適なレングス。
どのようなテイストに仕上がっていくのか、とても楽しみですね。
最後に、釣り禁止、立ち入り禁止の場所はもちろん、この釣りでは人通りの多い所は避けましょう。
鋭利な針を使うアクティビティなので、楽しむ事も大切ですが周りへの配慮も忘れずに。
Hokkaido Japan
BlackRockfish , SpotbellyRockfish
Rod:6ftUL Proto
Angler : RyoShimogami