季節変わって秋。夜になると冷える時季ですね。
半袖で駆け回ってた夏が懐かしく思えてしまいます。
BRIST VENDAVAL8.9Mを片手にリバーシーバスを追いかける、そんな季節。
周囲は川の流れと獣達の鳴き声しか聞こえない、そんな静かなフィールド。
ウェーディングし自然との一体感を楽しめる。
アングラーならではの特権。
ここで展開するのは対岸のギリギリに出来た反転流へ向けてルアーを流し込むピン撃ちのドリフトゲーム。
キャストをしくじると、対岸へルアーを引っ掛けてしまうシビアなゲームだ。
本来なら凄く難易度の高い釣りでも、ピンスポットへのキャスト性能が高いベイトタックルならハードルを大きく下げる事が出来る。
太いラインが扱いやすいため、太いラインを使えば万が一飛ばし過ぎて対岸の藪にルアーを突っ込んでしまった時にも回収率が大幅に上がる。
反転流よりも上流側にルアーを撃ち込み、着水後すぐに一度軽くテンションをかけてルアーの重心移動を戻す。
この時、あまり強くロッドを煽らないこと。
ラインが水を切る音を立てないように注意しましょう。
それを意識して丁寧なアプローチを行うと、自ずと答えは返ってくる。
ラインテンションを抜いて流す釣り方は、ピンスポットに着いている魚に対して下手にルアーをバタつかせるよりも違和感を与えにくいため、スレているポイントでは非常に有効だ。
もしそれで反応が無い場合は、ポイントを見切って移動する前に、巻きの釣りを展開してみよう。
ナチュラルなアプローチに反応が無かった魚が、驚くほど素直に反応してくれる事があります。
ただし、狙う場所が狭い場合は魚に違和感を与えないために、まずはドリフト、最後に巻きで誘うようにしています。
常にこうした順番も意識しながら釣りをしてます。
流れの釣りはミスバイトが多発するゲームだが、この竿はティップが比較的しなやかなのでバイトを弾き難く、フックアップする確率を上げてくれる。
そして掛けてからはBRISTシリーズの十八番である、曲がるが強い安心のパワーで寄せて来ることが出来る。
今回は12gと39gのミノーを軸に釣りを展開したわけですが、どちらも全くのノーストレスで釣りを楽しむことが出来ました。
ロッドパワーとキャスト性能はもちろん、場所とルアーを選ばない汎用性の高さがこの竿の1番の魅力だと感じている。
まだまだ秋は始まったばかり。
震えるようなモンスターを求め、夜な夜な徘徊する日がまだまだ続きそうです。
【タックルデータ】
Fishman / BRIST VENDAVAL 8.9M
SHIMANO / アンタレス DCMD XG
山豊テグス / PEレジンシェラー2.0号
山豊テグス /フロロショックリーダー7号、耐摩耗ショックリーダー8号
Megabass / KAGELOU 100F
Megabass / KAGELOU 155F
Ibaraki Japan
Seabass
Angler:TakafumiSuzuki