久しぶりに台湾の養殖池でグルーパーを狙ってきた時の様子をレポートさせて頂きます。
今回使用したのは、BC4 5.10シリーズの中で一番ヘビーなモデルのXHを使用して、ルアーウエイト2oz前後のビッグベイトゲームをしてきました。
ご参考まで使用したベイトリールは、ドラグMAX11kgで、PEライン5号にナイロン素材のショックリーダー80lbの仕様となります。
台湾の養殖池に生息しているグルーパーの平均サイズは4~8kg前後なのですが、上記のようなビッグベイトゲームをする際にはBC4 5.10XHを私は好んで使用しています。
・ルアーウエイトをロッド全体に乗せてキャストする点。
・ロッドを使用した強くて速いジャークが容易な点。
・大きめなルアーのウエイトと大きめなフックを使用したフッキング性能がある点。
上記の3点をロッドスペックに余裕を持って、安心して使える点を考慮するとBC4 5.10XHが、私の中で最適と言えます。
特に今回の釣りで効果的だったのが、ルアーが動く程度のゆっくりとした一定のリズムにアタリが集中する状況でしたが、バイトまでは至らない状況でした。
後一歩、捕食するにはキッカケ的なアクション必要かなと判断して、強めの短いジャークを入れてみる事にしました。
するとジャーク後に明確なアタリが出始めました。
リアクション的な動かし方ですが、無闇にアクションを加えればバイトするという訳でもないので、キッカケ的なアクションを入れるタイミングがポイントでした。
ここでBC4 5.10XHの威力が発揮されるタイミングです。
全体的に曲がってしまうロッドでは、ロッドアクションの力がロッドに吸収されてしまうのですが、BC4 5.10XHは強く急激に曲げてもバット周辺の芯が残る設計になっており、簡単に曲がらないので、移動距離の少ない強いロッドアクションが意思通りに操作する事が可能です。
また、仮にロッドアクションの際にバイトした際にも、ロッドのパワーに余裕があるため、更にフッキングするパワーも残っているというのが大切になります。
こんな感じで当日は、「スロー誘いと速い誘い」というコンビネーションアクションで、グルーパーを確実にバイトに持ち込ませての数釣りに成功しました。
反応するけど、喰わない。口の中にルアーが入らないという場合には、同じルアーでも誘い方によって、確実にバイトに持ち込ませる事が可能になる場合もあります。
今回は、2ozクラスのビッグベイトを使用した事もあり、BC4 5.10XHを使用しましたが、例えば同シリーズのMXHも同じような事は可能ですが、狙っているルアーアクションを再現するのは難しく扱いにくくなってしまいます。
やはりルアーに合わせたロッド選択は効果的です。
シリーズの中で、XHでは狙っている対象魚には硬過ぎる。と、お考えの方も、ルアーを快適に操作するという考えを重視して、ロッドを選ぶ事も釣り方の幅が広がる一つの選択肢としてお考え頂ければ、更に魚が釣れるようになるかもしれません。
※ Fishmanロッドに共通しているのが、怖がらずに「曲げること」。
とにかくロッドを十分に曲げる事で、本来の性能を引き出す事が出来ます。
曲げる事が出来れば、あとはロッドが勝手に仕事をしてくれます♬
台湾からRYOがお届けさせて頂きました。
世界中でFishman!!
それでは失礼致します。
Taiwan
Grouper
Rod : BC4 5.10XH
Angler : RYO