ハイサイ!沖縄AUX照屋です。
今回はプロトのBC4 6.10Lプロトをスーパーライトジギング(SLJ)で使用してみた感想を書きていきたいと思います。
6.10Lはどんな可能性を秘めているのか個人的に色々と考えている段階ですが…。
まず、キャストの快適ルアーウェイトとしては、リョウガ1016にKTFバーサタイルフィネススプールを組み、PE0.8号150m巻いた状態のライトなセッティングで、5gの軽いプラグから30gのジグまで快適に振り抜くキャストが可能。
胴に乗せたキャストなら40gのジグは不安なくキャストできました。
テーパーはスローで張りがあり、このタックルセッティングでSLJも快適なんじゃないかとカヤックフィシング中にテストしてみました。
水深10~30mのエリアをショアジギングのようにジグをキャストし、斜めに引いて広範囲を探る。
この水深で引きも楽しく得意としているターゲットと言えば沖縄3大高級魚のアカジン(スジアラ)。
30gのジグをメインで使用し、アクションはスローで張りのあるテーパーを活かしスロージギングのようにリールの巻きでロッドを曲げ反発でジグをアクションさせる。
リール一回転や半回転でジグの移動距離やアクションに緩急をつけながらボトム付近をフワフワとスイミングさせるイメージで誘っていると…
ズンッッ!!
6.10Lもブチ曲がる!!
この重みは狙いのアカジンか!?
けど普段の510MXHタックルで狙うときに比べて引かない!?
サイズが小さいのかと思いきや、上がってきたのは50cmのナイスサイズなアカジン!!
こちらが見えてから急に暴れだし最後の抵抗はありましたが、ボトムからは10m以上引き離しているので勝負あり!!
過去にローワー73Lで強烈な引きをするタマン(ハマフエフキ)を一切暴れさずに騙してゆっくり寄せる実験をした時にも感じたことですが、スローでライトなテーパーがロッド全体で魚の動きを吸収してくれ、魚も半信半疑でリールをゆっくり巻くだけで走らずスーッと寄ってくる柔よく剛を制すロッドだと感じました。
この後、カヤックの周りをメーターオーバーのシイラがうろちょろしてたのでジグを表層早巻きして食わせファイトしてみました。
が、流石にシイラは物凄いスピードでドラグ出しながら止まらず走りました。笑
疲れるの待って寄せてからは、カヤックの下からロッドを出してる反対側に抜けて物凄いスピードで走ったりと普通ならロッドが折れる可能性のある角度で曲がったりしましたが、ライトスローで追従しライトタックルでも不安なく寄せる事が出来ました。
あまりにも大きすぎてどうランディングしようか迷い12lbのリーダーを掴みカヤックにずり上げようとした所でリーダーが切れてしまいました。汗
色々な釣りで使用し、深堀すると面白い可能性を秘めていると感じたライトバーサタイルなBC4 6.10Lプロト。
今後も色々な釣りを試していきたいと思います。
【タックルデータ】
ロッド:BC4 6.10Lプロト(フィッシュマン)
リール:リョウガ1016(ダイワ)
ライン:XBRAID UPGRADE X8(ヨツアミ)
リーダー:ShockLeaderFC(モモイ)
ルアー:仁スリム(ボーズレス)
フィールド:沖縄
魚種:アカジン(スジアラ)
アングラー:照屋聖太