你好。日本の皆様こんにちは。台灣のRYOです。
今回はキャスティングの飛距離や精度、ユーザー様からお問い合わせ件数が最も多い、キャスティング方法について、個人的な意見となりますが、ご紹介させて頂きます。
私が使用しているシリーズは、BRIST・BC4の海外遠征にも対応しているシリーズですが、特徴として、少ないロッド本数でも、軽いルアーから大型ルアーを扱えるというメリットがあります。
もちろん色々なウエイトのルアーをキャストする事が可能ですが、ユーザー様の使用感を聞いたり、キャストしている姿を見てみると「上手に飛ばせない」「ピンポイントへキャストが決まらない」「根元まで曲げられない」という内容が多い事が分かりました。
硬いと表現されたり、柔らかいと表現されたりする特殊なロッドですが、Fishmanのロッドは、限界まで曲げてこそ、真の威力を発揮する事の出来るロッドかと思います。
そして、とても簡単な方法でキャスティングする事が出来ますし、ちょっとしたコツを理解するだけで充分に使いこなす事が可能となります。
使い方のコツを掴んだユーザー様は、驚きの飛距離と軽い力でのピンポイントへ送り込むキャスト精度に、今までよりもキャスティングが楽になった。一日のキャスティング回数が増えた。キャスティングの疲労が減った。という、もっとキャスティングがしたくなるような表現で、中毒性の高いような意見も耳にしたりもします。
では、キャストのコツとは?
文章で表現する事は難しいですが、簡単にご説明させて頂きますと「力まない事」これに尽きます。
力めば、力むほど飛びません。
遠くへ飛ばしたい心理から、力強く後ろへ振りかぶるテイクバックをしている方が多いようなのですが、力を最も込めるピークポイントは、軽い力でロッドをテイクバックして「前へ押し込む」際に、瞬間的力を込めます。
感覚的には、テイクバックの際はルアーのウエイトをロッドに乗せる程度に留めて、テイクバック後のリリース手前で、最大限の力を一瞬与える事により、バット付近の根元まで、しっかり曲げる事が可能となります。
キャストの流れをみると、とてもコンパクトスイングでハイスピードなキャストとなります。
軽い力で一連の動作をする事により、ロッドに最大限の力を込めると、リリース後のコントロール性能や精度に余裕が生まれるので、ピンポイントへルアーを送り込む事も可能となります。
では、何故コンパクトスイングでハイスピードなキャストが必要なのか?
通常のベイトキャスティングロッドのように、テイクバックで力んでは駄目なのか?
それは、ロッドが曲がって戻ろうとするタイミングに関係します。
Fishmanのロッドは、ロッドの曲がって戻る速度が速い。収まる速度が速い。というフレーズを聞いた事がある方も多いかと思いますが、曲がったロッドは、当然のように真っ直ぐに戻ろうとします。
速く強い動作をしてしまうと、ロッドにパワーが貯まる前に真っ直ぐに戻ってしまうので、その分だけパワーロス。すなわちロッドにパワーが貯まる前にロッドは元の姿に戻ってしまうので、結果威力を発揮する事が出来ません。
上記の理由から最大に威力を発揮させるには、「ロッドを瞬間的に曲げる事」これが全てになります。
慣れてくると、力も素早い動作を必要とせず、スローな動作で全てをこなす事が可能となります。
私のイメージとしては、弓道。弓を引く感覚に非常に似ています。
弓矢というのは、矢を放つ際には、速く強く引っ張る動作をすると、驚くほど全く飛びません。
弓矢のコツも、ゆっくり引っ張り、弓が最大限に曲がる場所で、真っ直ぐぶれずに、矢を放ちます。
軽い力で、速く・強く矢は飛んでいきます。
キャスティングの原理も同じ事が言えます。
まずは、普段のキャスティング フォームを崩してみて、軽く振りかぶり、ワンテンポ遅いタイミングで、前へ押し込んでみてください。
リリースと同時にグリップを手前へ引き戻す動作を組み合わせると、驚くほどに軽いゆっくりとした動作で、飛距離と精度を体感出来るかと思います。
文章で表現する事が難しいので、今回は分かりにくいご説明となってしまい申し訳ございません。
もし、キャスティングに納得がいかないというユーザー様は、キャスティングのフォームを改善してみる事をお勧め致します。
一度、お試し下さいませ。
※ Fishmanロッドに共通しているのが怖がらずに「曲げること」。
とにかくロッドを十分に曲げる事で、本来の性能を引き出す事が出来ます。
曲げる事が出来れば、あとはロッドが勝手に仕事をしてくれます♬
台灣からRYOがお届けさせて頂きました。
世界中でFishman‼︎
それでは失礼致します。
Taiwan
Barramundi
Rod : BRIST / BC4
Angler : RYO