流芯に対して9時方向にロングキャストしたスネコン130Sが2時方向に流された時、カン!という衝撃をVENDAVALが捕らえた!!
う~ん、鱸釣りはやはり楽しい!
久し振りに夜の肝属に浸かりに来ました。
この夜の相棒はVENDAVAL 。
中流エリアでこの竿を振る事はわたしには大変珍しい事で、いつもはもちろんRIPLOUTなんですが、どうしてこの夜はVENDAVALだったかと言うと、中流エリアの釣りながら飛距離とラインメンディングが必要だったから。
この夜は月齢9.9。
もちろん満月とはいきませんが凄く明るいお月様が川面を照らしていました。
RIPLOUTと悩みはしましたが、VENDAVALで正解!
川岸のドシャローにイナっ子が大量に寄り、犇めき合っている。
もちろん水際まで近付いたらイナっ子達を散らしてしまう。
それは鱸に余計なプレッシャーを与える事を意味する。
鱸が補食をしているのはおそらく水際から30mほど離れた水深60センチから90センチまで落ち込むドロップオフのライン。
もちろんRIPLOUTでも問題無く届く。
ただ、攻め方としてはなるべくドロップオフのラインを長い距離舐めるように通す為に、上流にキャストするアップの釣りが理想。
そうなると、斜め上流方向になるべく飛距離を稼ぎたい。
そう言う理由で選んだVENDAVAL。
ロッドレングスを活かしたラインメンディングも、もちろん不可欠な要素。
任意のラインとレンジを的確に通しつつ、少しずつ釣り下ると…
対岸の川岸に変化がある、水流の変化がおこる辺りで会心のヒット!
いつ以来かも忘れてしまうほどに久し振りのホームリバーでの釣りで、嬉しい出会いに恵まれました。
サイズもコンディションもまだまだ秋らしい個体とは言えませんが、南国鹿児島も秋はもうすぐと言った感じです。
このところ磯通ばかりで少しご無沙汰してしまっていた河川でのシーバスフィッシングですが、秋冬は記録級の大鱸狙いでまた本腰入れて通い詰めてみようかと思わされた、嬉しい釣行でした。
Kagoshima Japan
Seabass
Rod:BRIST VENDAVAL 89M
Angler:Noriyuki Kanmiya