渡辺です。
現在、梅雨真っただ中の関西、皆様はどうお過ごしになられていますか?
今回は、梅雨空の季節に毎年訪れているタイでの遠征レポートとなります。
タイは雨季シーズンとなり、毎日スコールが降り水位が上がりはじめ、日本の梅雨のような感じです。
狙いの「ジャイアントスネークヘッド」=「チャドー」のハイシーズンに突入!
遠征ということで、持ち込み本数を厳選しての選ぶことが重要。
この釣りで許容範囲の広いロッドを選ぶべく選んだのが、BRISTcomodo6.10XHとBRIST5.10MXHの2本となりました。
BC4シリーズでもベストだと思います。
近年は釣り人も多く、以前のような天然チャドーがめっきり姿を消し、郊外の秘境エリアへ行かないと出会えないレア魚になりつつあります。
今回は2日をあて複数のエリアをボートで攻める釣りとなりました。
ショアライン等のブッシュカバーをベースに呼吸撃ちや、ベイト絡みの捕食撃ち、水の動くエリア、魚の位置次第で様ーな展開が予測される為、各バズベイトを中心にTOP系からミノー・スピナベ・クランク…更にはフロッグに至る。
魚の位置を把握や頭の向きを考えたキャスト位置などブラインドで流しながら釣ります。
サイトとブラインド突如として入れ替わる展開もあり難易度は高めですが、スリリングなドキドキ感あふれる魅力的な釣りとなりました。
メインはcomodo6.10を使って1/2ozクラスから上のバズベイトをハイギアの高速巻きにて巻き込んでいき、掛けて獲るそんなスタイルです。
その他、あちこちで起こるボイルや捕食に対してのアプローチにはロングキャストが必要な為、6.10XHの飛距離とパワーが必要となります。
フロッグゲームやカバー周りでの掛けてからのやり取りも優位に運ぶことができました。
硬く感じるcomodoですが、1/2クラスなら気持ちよくキャストすることができ、ショートではできないカバーの中で、掛けてもロッド長さからの「抜き上げの角度」を稼げる為、上に抜くことができ重宝しました。
ピッチングの際もロングならではの伸びが可能となります。
今回はバズベイト・スピナーベイト・フロッグで嬉しい出会いがあり、カバーフロッグにて「プラーチョン」というタイの雷魚もフロッグで確保となりました。
一方、ショートロッドの5.10MXHも今回は大活躍となりました。
短さが利点となる、ロングでは難しいメリットが詰まっております。
おかっぱりとは違うボートゲームにて使用する5.10はとにかく使いやすい!
回転力のあるのマシンガンキャストに加え、高い精度操作性は勿論の事、軽量にして更には掛けにも対応できるマジックロッド!
バットパワーの恩恵もあり中距離~至近距離戦にもベストにハマる!
LH共々ランガンにももってこいですが、「この1本さえあれば」という意味では幅の広いオールラウンダーがMXHだと体感できる仕上がりとなっております。
LHほどのキャストの気持ちよさはないものの掛けてからの安心感は上をいき、魚の急な暴走にも対応できる強靭なバットパワーで抑え込めるロッドです。
スピナーベイト・オグル等で嬉しい大型チャドーに出会うことができました。
色々とターゲットがいるのですが、この「チャドー」はお気に入りの魚です(笑)
今回も友人の現地ガイドの協力の下、色々なシチュエーションのエリア秘境エリアへ連れて行って頂けたことに感謝です。ありがとうございました。
海外遠征等をお考えの方、パックロッドをお求めの方。
Fishmanでは BRIST5.10、6.10更にはBC4シリーズは各モデルが充実しております。
パックロッドでお悩みの方は是非店頭で触ってみてください(^-^)
Thailand
Gianto Snake Head
Rod:BRISTcomodo6.10XH BRIST5.10MXH
Angler:AkihiroWatanabe