こんにちは!テスターの山田です。
年末から続く悪天候に悩まされながらも結構楽しく釣りが出来ています。
狙っているのは良型のメバルやカサゴ。
最終目標はブルーバックと言われる回遊性の黒メバル。
コレらを求め、メインルアーはシンペンやジグといったハードルアーを中心に楽しんでいます。
しかし何よりも手強いのはこの時期特有の北風。
強風の中でも飛距離を稼ぐために、3g程のハードルアーを使用するのです。
合わせるロッドは、プロトのBeams LOWER8.6Lでも良いのですが、極力風の影響を受けづらいライトラインセッティングのBeams inte7.9ULを使用します。
メインラインはPEの0.25リーダーはフロロの3lb。
inte7.9ULは、ミドルからバットセクションが強いファーストテーパー。
そしてブランクスが細身のロングロッドなので、風が強くてもシャープに振り抜く事が可能。
ルアー弾道もブレません。
ベイトロッド十八番のサイドハンドからのライナーキャストから放たれる低高度のライナー弾道は、スピニングタックルの弾道と比べるとラインが風に張らむ量が断然少なくなります。
その為、悪天候の日ほどベイトロッドセレクトの優位性を感じます。
ジク単の使用に重点を置いているタックルセッティングですが、風の影響を受けづらいばかりかエステルやフロロの細糸より強度が有りますし、メタルジクのフォールバイトも細糸のお陰で強風下でも非常に明確になります。
シンペンはBlueBlueのSNECON50Sですが、このセッティングなら強風下でも安定した飛距離を稼げます。
あと一点こだわるのはスナップ。
私はハードルアーでもヘアピンタイプでロングタイプのスナップを使います。
ジク単でもこのタイプを使うのですが、理由の1つはワイドスナップよりメタルジグの連続フォール中やシンペンのトゥイッチ中による糸絡みの軽減効果が高いのと、ルアーアクションを抑えたい事。
最後は大型ターゲットにルアーを飲まれてもロングタイプのスナップが口の外に逃げてくれる為に、歯によるリーダーの傷付きが緩和される可能性が高くなります。
ライトライン故の不要なラインブレイクにより魚にダメージを与えない配慮です。
さて。
カサゴと言えばこの時期とても活発にルアーにアタックして来ます。
岩の間に隠れて、一日中ジッとして動かないと言うイメージの強い魚ですが(私はそう思ってました笑)意外と活発な子達です。
時には砂浜。時には超シャロー。更には水面近くのルアーにまでアタックして来ると言う、実は活発に動き回る子達です。
確かに自分のお家と言うのを持っているらしく、お家を中心に結構動き回っている様です。
その為に持ち帰りなどで釣れた場所から魚が居なくなると、そこのポイントは釣れなくなると言う話も聞いた事が有りますし、何よりもとても成長に時間がかかる魚。
メバルカサゴが20cmに成長する迄に5年以上。
30cmになる為には10年以上の歳月を有すると言われています。
身近な魚ですが、実はとても配慮が必要な魚達なのです。
そしてこの時期まだまだ抱卵している個体が多い為に、抱卵個体は持ち帰らないなどの配慮が必要だと思います。
私はほとんど根魚を持ち帰る事はしませんが、別に根魚の卵は特別美味と言う話を聞いた事もないので、個体保護の為にも乱獲は避け大切に扱ってあげて下さいね。
白メバルは産卵期に接岸する我々には馴染み深い魚。
しかし結構デリケートな魚らしく、物音や光にとても敏感。
強い雨の音にもビビってしまう程。
そして私の知る限り、1番潮にうるさい子達です。
目がとても良い為に違和感の有る物やルアーカラーにとてもシビア。
口を使わない時は徹底的に口を使わない反面、何かのスイッチが入ってしまうと活発にルアーにアタックしてくると言う、アングラーにはたまらないターゲット。
何よりもその姿がとてもキュートですね。
その中でも回遊性の高い黒メバルは、ポイントセレクトやその接岸タイミングが難しくレアなターゲット。
そのブルーバックと言われる美しくも貴重な魚と出逢うことが、私をこの釣りへと駆り立てる1つの切っ掛けとなっています。
そして運良く今シーズンも初のブルーバックと出逢う事が出来ました!
ホントにラッキーでしたが、まだまだシーズンはこれから。
更なるBIGブルーバックを求めて今夜もランガンしたいと思います!
Fukui Japan
Rockfish
Rod:Beams inte7.9UL
Angler:DaisukeYamada